出産と骨盤
KCSセンター舞鶴
身体の知識シリーズ
今月は骨盤です。
本日は出産と骨盤について
骨盤が開いて痩せにくい…
と言う話をよく聞きます
何度も言うように
骨盤はズレたり歪んだりしません
が
唯一、女性は出産の時にのみ開くのは事実です。
出産期に入るとホルモンの関係で
出産ホルモンのリラキシンが放出され
恥骨の靭帯結合(恥骨結合)を緩めます
恥骨結合が緩むと骨盤が出産に向けて
開いていき、そして産道が広がり赤ちゃんを産むことができます。
一般的に
このままだと閉じないから…と言って
骨盤をしめる為に骨盤ベルトを巻きますが
腰痛を引き起こす原因となりますので
骨盤ベルトはしないでください。
骨盤ベルトをしなくても
骨盤は元に戻ります!!!
出産が終わり
初めて授乳を行なう際
赤ちゃんがお母さんの乳首を噛んだその瞬間
恥骨結合を緩める為に放出されていたリラキシンがピタリと放出されなくなり
骨盤は元に戻りろうとしていきます
人体とは不思議なものですね。
ただし、
骨盤が開きやすい、開きにくい…
骨盤が綺麗に元に戻るか否か
これは姿勢と非常に関係が深いです
我々の院では
産前産後に姿勢をケアし
スムーズな出産と産前のような身体に戻る為のケアをお勧めしております。
不安の多い出産
その不安が楽しみになるようなサポートをさせて頂けたらと思います。
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