乳幼児突然死症候群(SIDS)をご存じですか
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで大きな異常のきざしがないのに、乳幼児が睡眠中に亡くなってしまう原因不明の病気で、窒息などの事故とは異なります。乳児期の死亡原因第4位となっています。
特に1歳未満の赤ちゃんがいる場合、気をつける必要があります。
赤ちゃんのまわりの環境を整え、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクを減らしましょう。
寝ている赤ちゃんのいのちを守るために
発症率を下げるための4つのポイント
SIDSの予防方法は確立していませんが、以下の4つのポイントを守ることで、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。
(1)1歳になるまでは「あおむけ」に寝かせましょう
SIDSは睡眠中に起こります。これまであおむけ寝、うつぶせ寝のどちらの体勢でも起きていますが、あおむけに寝かせたほうが発症率が低いことが、研究でわかっています。
(2)無理のない範囲で母乳育児を
母乳で育てられている赤ちゃんのほうが、SIDSの発症率が低いことが研究でわかっています。ですが、さまざまな事情があり、すべての人が母乳育児ができるわけではありません。授乳に関して少しでも不安を感じる場合は、こども家庭センターへご相談ください。
(3)たばこはやめましょう
赤ちゃんのそばにいる人がたばこを吸うことは、SIDSの発症率を高くすることがわかっています。また、妊婦自身の喫煙、周りの人が吸ったたばこの副流煙を妊婦が吸う「受動喫煙」も、生まれた後のSIDSの発生要因になります。
SIDS以外にも、妊娠中の喫煙には(1)早産や低出生体重(2)赤ちゃんの発育・発達の遅れ(3)胎盤早期剥離など出産時のトラブルを引き起こすリスクがあります。
(4)あたためすぎには注意しましょう
赤ちゃんの過度な保温によって、SIDSの発症率が上がります。赤ちゃんの胸元を触ってみて、汗ばんでいる場合には、着るものや室温で調整しましょう。
睡眠中の窒息予防
赤ちゃんのまわりの環境を整えることで、SIDSだけでなく、「睡眠中の窒息」も防ぐことができます。一日の多くを眠って過ごす赤ちゃんにとって、睡眠時の環境はとても大切です。窒息のリスクを下げる5つのポイントはこども家庭庁ホームページ(別ウインドウで開く)やリーフレット(別ウインドウで開く)をご覧ください。
11月はSIDS対策強化月間
11月1日(日曜日)から11月30日(月曜日)までの1か月間を、令和8年度乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間として、重点的に普及啓発運動を実施することとなっています。
寝ている赤ちゃんのいのちを守るために(SIDS対策強化月間)
関連リンク
こども家庭庁ホームページ http://1792986192071a/(別ウインドウで開く)
乳幼児突然死症候群(SIDS)診断ガイドライン http://1792986282191a/(別ウインドウで開く)

