京のブランド産品「丹後とり貝」出荷開始!

肉厚で柔らかく、上品な甘みと食感が魅力の大粒とり貝

 ―第43話 ”京のブランド産品”大型・肉厚の「丹後とり貝」出荷始まる!―

 

 4月22日(月曜日)京のブランド産品「丹後とり貝」の出荷が始まりました!

【丹後とり貝】

 

良質な環境で育てる日本初の育成とり貝

 「丹後とり貝」は、久美浜湾や舞鶴湾・宮津湾といった京都府内の内湾で育てられており、三方を囲む緑の山々から、ミネラルなどの栄養を含んだ水が多く注ぎ込み餌が豊富なため、育成に最適な環境となっています。

 もともと、京都府は大型の天然とり貝が漁獲される日本有数の漁場として知られていましたが、環境の変化を受けやすく年によって漁獲量が変動していたため、安定供給を目指して、平成6年頃から生産者や漁業関係団体・研究機関・行政が連携し養殖への取組を開始しました。

 試験を重ねた結果、日本で初めて養殖技術を確立させ、平成16年頃から安定的に生産されるようになり、現在では全国でも高い評価を得ていて、府内はもちろん、全国の飲食店で取り扱われています。

  丹後とり貝は、地域団体商標に登録されていて、京都の優れた農林水産物の中でも、特に美味しさと品質が厳選された安心・安全なものだけに与えられる「京のブランド産品」に水産物で初めて認証されています。

 

大型・肉厚、上品な甘みと食感が魅力

 一般的なとり貝は春までしか生育しませんが、丹後とり貝は栄養豊富な環境で育つため、春以降も成長を続け、一般的なとり貝より一回り以上も大きく育ちます。

 その身は、肉厚で歯切れの良い食感と上品な甘みが特徴で、一度食べればその味わいに魅了されること間違いなしです!

 

【左:丹後とり貝 右:一般のとり貝】

 

厳正な選別基準と徹底された安全管理

 「丹後とり貝」は、久美浜湾・舞鶴湾・宮津湾で育成されたとり貝の内、殻付きの重さが、100g以上かつ変形のないものを厳選したとり貝です。水揚げしたとり貝のサイズと重さを一つ一つ専用の計測器で測り選別します。また、出荷の際は、鮮度保持のため、殺菌した冷海水と保冷剤が入った専用容器で出荷されます。

 

 

 丹後の豊かな海で、漁師さんが丹精込めて育てた「丹後とり貝」は、味もサイズも安定し、自信をもってお届けできる京都の初夏を代表するブランド水産物です!

 是非一度食べてみてください!

 

【丹後とり貝の造り】

 

 「丹後とり貝」の購入に関するお問い合わせは、京都府漁業協同組合(販売課 0773-75-1111)まで。

 

【全国漁業協同組合連合会HP「全国のプライドフィッシュ 京都府 夏”丹後とり貝”」】

http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1431923176

【京都府HP「丹後とり貝の紹介」】

http://www.pref.kyoto.jp/suiji/12400031.html