縄文技法アートに高める 福島さん「あんぎん」の魅力を 初個展、3月20~24日赤れんがパーク4号棟で
舞鶴市民新聞
縄文時代にルーツを持つ編物「あんぎん」に魅せられた福島美穂さん(65)=亀岩町=が、現代風にアレンジした作品づくりに取り組んでいる。タペストリーや実用品をはじめ、いまでは完成度の高いアート作品にまで深めている。初の個展「あんぎん展」(舞鶴市民新聞社後援)を3月20日~24日、北吸の赤れんがパーク4号棟で開き、その魅力を伝える。
縄文時代の遺跡から出土し、日本最古の布といわれる。編み機に張ったよこ糸に対してたて糸を前後に動かすのを繰り返して編む。舞鶴市内の画家で考古学ファンの森下一夫さんが専門書を参考に道具を手作りして編み、2007年に城南会館で指導し、翌年「舞鶴あんぎん同好会」が生まれた。
定年退職した12年に福島さんは、趣味を持とうと友人に誘われ入会した。根気のいる作業に当初は続けられるか不安だったという。次第に自分のイメージしたものが形になっていくに従い、夢中になった。作業は単純だが、デザインや色など制約がなく、他の編物や織物にない多様な作品に仕上げることができた。仲間と教え合うことで楽しさも増した。
作品展には麻糸で編んだ大作のタペストリー、敷物、行燈、バッグなど約60点を展示する。自ら工夫して円形(直径90センチ)の壁掛けを考案し、アフリカ・ジンバブエで見た夕日に触発されオレンジ色に仕上げた。このほか川や桜をイメージした作品もある。
福島さんは「どんな色の糸や図柄にするのか考えるのも面白い。あんぎんの楽しさを発信して、編む人が増えてくれれば」と話している。午前9時~午後5時。入場無料。3月20、21日午後1時からワークショップをする。参加費500円。【問い合わせ】電話64・4136、福島さん。
写真=円形のタペストリーなどを作った福島さん
基本情報
| 名称 | 舞鶴市民新聞 |
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| フリガナ | マイヅルシミンシンブン |
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