毎月第三木曜日は「舞鶴フィールドミュージアム」のコーナーをお届けしています。

1/17は、ネイチャーガイド養成講座受講生の太田康子さん、大機貴美子さんにお越しいただきました。

お二人とも自然が大好きで、山を歩いていると無邪気になってしまうそう。この講座も
「勉強しなきゃ」ではなく、楽しく学んだことを日常に生かせるのが魅力とおっしゃっていました。

太田さんからは、世界自然遺産にも登録されている屋久島に登山したときのエピソードを教えていただきました。
登山道で少し上を歩いていた山岳ガイドさんが、突然心肺停止になってしまったそう。
医療従事者を探していると聞いた元看護師の太田さんは、急いで駆け上がり、救命蘇生をされたそうです。
レスキュー隊が到着するまで二時間。
その間厳しい状況が続きましたが、たまたま他にも看護師さんがいたり、近いところにAEDがあったり、誰かが雨除けのタープを張ってくれたり、お弁当などを置いていってくれたりと、登山客が一体となり、山の神様に守られて、無事に命を助けることができたそうです。

講座でも野外レスキューの授業があります。
お二人は三月で卒業されますが、今後も舞鶴の豊かな自然と関わっていきたいとおっしゃっていました。