それぞれの思いを受けて
学校法人 聖ヨゼフ学園 日星高等学校
校長講話
皆さんおはようございます。
今日もイタリアクレモナの音楽から始めましょう。
バイオリンの響きが心にしみます。
横山令奈さんの「今できること」でしたね。
一人一人が、神様からいただいたタレント=能力を使って、何ができるのか。皆さんも考えました。
学校が再開して2週間が経ち、少しずつ日常に戻っていますか。
LIVEの授業は頑張っていますか。友達とつながっていますか。
「学校再開にあたっての私のメッセージ」や担任の先生のお話を受けて、皆さんに感想
を書いてもらいましたね。私も1年から5年までの全員の感想を読ませてもらいました。
そんな皆さんの感想を紹介しましょう。
【不安な気持ち】
・もし自分が感染したら、身近な人が感染してしまったら、そう思うととても怖かったです。
・生まれて初めてこんなに休みが多くて不安ばかりでした。自分が死ぬのかなとか家族の中で誰かが死ぬのかなとか考えてしまいました。
・私は素直に言うと不安なことがだらけです。友達の事や勉強など、高校の新しい生活に慣れていないので不安です。でもまだ今から始まったばかりなので自分でも努力したりなるべく積極的に話をしたり新しく頑張りたいなと思います。
・こんなにも友達に会いたい、遊びたい、学校に行きたいと思ったことがない位、寂しい切ない気持ちになりました。
・「いつも当たり前のようにできていた生活が、急にできなくなってしまうということがとても大変だったし、生きていること、食事ができること、家族がいることそれは当たり前のことじゃないと改めて実感することができました。
コロナはみんなに大切なことを気づかせるために神様が伝えた合図なのかと少し思いました。」
「今まで学校に行くことが辛いと考えてしまう部分もあり、学校が休みだったらどんなに楽しいだろうと思っていたけど、本当に学校が休みになったら勉強や進路へのいろんな不安や友達と会えなくなりました。当たり前のことが当たり前じゃなくなるのがどれだけ怖いのかに気づかされた」
そんな不安な気持ちを、ネットが繋いでくれましたね。
【ネット授業】
「インターネットを利用した授業などからは先生方の優しさを感じました。
私はそういう人たちに支えられてこの長い期間を乗り越えることができました。
実際僕たちの知らないところで先生たちが頑張る姿を見て心を動かされました。
私たちが家でも勉強できるように安全な学習環境を選択して作ってくださっている様子を実際に見て、すごくありがたく思った。このような状況下で私たちのようにオンラインで授業を受けることができている学校はそう多くはないと思うので、これらの学習を今後に生かしていきたい。」
「Zoomの授業で私は顔を出すのが恥かしかったけれど、先生方が頑張って授業を開いてくださっているのでそれに応えないといけないなと感じた。どんな状況でも学ぶことを忘れてはいけないんだと思います。」
「学びを止めるな」と休校になってすぐ対応を図ったり、手作りマスクの作り方など新しい生活様式を取り入れたり、コロナウィルスに対する対策があったりして安心して学校に来ることができます。」
皆さんが、先生たちがonline授業や健康管理などで奮闘している姿への嬉しいコメントがたくさんあって、やって良かったな、また、頑張ろうという気持ちになりました。素敵な生徒たちに感動です。
アンケートを見ても、
「毎朝、zoomで友達の顔を見るだけでも安心した。友達の名前を覚えられた」という一年生もいます。
「大変な高校3年生って言う時間をコロナに奪われたけど、今から生きていく中でこんなに自分の時間を持てることはもうないと思う。」
野球部の人も甲子園が無くなったことで次のように書いています。
「毎日野球ができるというのはとても幸せなんだと思いました。野球部は甲子園出場と言うのを目標にしていて、3年生の分まで頑張って野球をしないとダメだと思った。」
「甲子園がなくなった。なんで自分たちの代だけできないのだろうととても悲しかった。でも今は何とか地方大会だけでも開催しようと頑張ってくれている方々がいると聞いて希望を持って頑張っている。自分たちのために動いてくれる人がいるから自分たちは最後まであきらめず努力しよう。
こんな風に現実を受け止め、そこに関わった人にまで思いが至るのは本当にすごいことだと思います。
明徳義塾の馬淵監督が次のようにTVで部員に言っています。
「大会がなくなるのは残念でたまらない。しかし、試合に勝った。負けた。レギュラーになった。控えに終わった。だけが高校野球じゃない。高校野球の目的は、人間づくりや。世の中に出て、困難にぶちあたった時、苦しいことがあった時に、耐えていける体力や精神力をつけるのが目的や。こんな状況になっても頑張ってやっていくという気持ちを持って欲しい。
こういう苦しい時ほど、人間は試されているんで、10年後20年後に役立ててほしい。
レスリング部の3年生も書いています。
「高校生活でがんばっていた部活、苦しくてしんどくてそれでもやめずにやってきた。そして全国への切符を手にした。でもコロナで中止。落ち込んだ。
でも前向きに行かなければならない。これも何かの試練だと思い「自分に何が足りなかったのか」を考えられる時間でもあった。 やりたいことが見つかったし行きたい大学が決まった。あとは自分の夢を追いかけていきたい。
こんな風に、気持ちを切り替え、勉強に没頭するでもいい。後輩のために3年終わりまで
残るのもいい。自分の目標を見つけ、自分の人生を作っていってほしい。
人生には、思い通りにならないことがある。その方が多いかもしれない。勉強でもそう。でもそこをどう超えていくか。
「神は、その人が乗り越えられない試練は与えない」
チアの人も
「自分が成長できたこともたくさんあります。もともと人に元気を与える、舞鶴を元気にを、モットーにやっているチア部です。こういう時こそお互いがお互いを励ましあって毎日頑張っていくと言う姿勢が、一人一人あってチームとしての絆を感じました。」
チアのエールで「元気をもらった。みんなつながっていることを知った。
私も自分のできることを頑張ろう」という感想も多かったです。インスタに新しいダンス乗っていますね。
看護科の人も
「先生から今は覚悟が問われる時と言う言葉を聞いた。その言葉すごく刺さりました。
自分はそういった場面で働く人になる。テレビで見ている側じゃないってことを改めて知
りました。だからこそ看護師になって人の役にも立ちたいと強く思いました。」
「勉強しないといけないのは高校生として当たり前のことだけど、息抜きをする時もないし、授業をもまともに受けられないストレスでしかなかった。コロナが収束したらいままでの間にできなかったことを卒業までに全部したいです。」
「休校の間に見た映画で当たり前の反対はありがとうと言う言葉を耳にしました。あるのが難しいので「ありがとう」いつもあることが普通だったと感じてしまってけれど。それは当たり前でないんだ。残りの高校生活が短くなってしまったけれど、ありがたさを感じながら過ごせば良い高校生活になりそうです。
国が違ってもこのネット環境を使って助け合いなどつながれたらいいなと思いました。直接でなくても繋がれるのは良いことだと思った。
先生が言っていた自分が誰かのパワーにつながるかもしれないと言う言葉を聞いてすごく
勇気づけられました。思うように勉強進まなくて気持ちが歪んでいたけれど、先生の言葉
で前向きになることができました。言葉1つの大切さを改めて感じました。
「なぜ人間は生きているのか」と言う問いに対し、「人が人に必要とされているから。」
と聞いた。
「自分も応援してるつもりが元気をもらっていると思えるように、誰かを応援したいなと思いました。」
「グループ学習ができなくなって初めて、課題をみんなで話し合ってみんなで解決できることのありがたみを感じた。」
「15歳から共に勉強してきたクラスのみんなと過ごせる最後の1年になります。
みんなといるのが当たり前と思って過ごしてきたけれどもそれは当たり前ではない。1日1日を大切にしていきたいです。
一部だけの紹介になりました。感想やアンケートに全員が答えてくれたことにも感謝します。皆さん一人一人の思いを大切にしてこれからの生活に生かしてくださいね。
金曜日の朝、3年5組の窓に紙が貼ってありました。見ると「今日は、体育祭」とありました。
みんなが、「今日は体育祭いいお天気」って盛り上がっていましたが、こうして一つ一つ中止になっていきますね。今後、第二波が心配ですが、文化祭の計画も誰かがやってくれるのではなく、皆さん自身が、どんなことができるのかを当事者として考え、行動していってほしいと思います。
また、「今でき」感染予防や学習、そして部活など今だからこそ、やるべきことをしっかりとやっていってください。合わせて「今できること」を難しいことではなく実行に移してください。
周りの誰かに希望を届ける私たちでありたいですね。
ネットでこんな記事を見つけました。
四国松山発「シトラス リボン プロジェクト」
ウイルス感染拡大阻止は、もちろん大事です。経済対策も大事です。
でももうひとつ、忘れてはならないことは、たとえウイルスに感染してしまっても、地域の中で笑顔の暮らしを取り戻せるということの大切さです。
「ただいま」「おかえり」。
お互いにそんなふうに言いあえる、受け止める空気であってこそ、安心・安全が守られるまちなのだと思います。わたしたちの暮らしを守るために日々奮闘しておられる方々への感謝も込めて、「ただいま」「おかえり」って言いあえるひとの輪を、ここ愛媛から。
リボンを作り、互いに「ただいま」「おかえり」のアイデアっていいですね。
リボンがなくても、「おはよう」「さよなら」って言い合える学校、言い合える街にしたいですね。
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