実習認定式を行いました。
学校法人 聖ヨゼフ学園 日星高等学校
看護科2年生の実習認定式は、コロナ禍にあって、保護者の方や来賓の方の入場を制限する等様々な制約を余儀なくされましたが、厳かな雰囲気の中で執り行われました。生徒たちは輝いていました。オープンスクールでもあり、中学生も参列しての開催でした。
「実習認定式 式辞」
本日「実習認定式」を迎えられました二年生三十一名の皆さん、おめでとうございます。
実習でお世話になる舞鶴共済病院看護部長 木下様、大変お忙しい中、激励に来ていただきありがとうございます。高段からではありますが、厚くお礼申し上げます。
この認定式は、臨地実習に出かける資格を認定するという目的ではありますが、看護師になるという夢を改めて確認し決意し直し、これまで後押ししてくださった皆様への感謝の気持ちを表す機会でもあります。
認定生は、「看護の祈り」を唱えます。それは一人ひとりの自分自身への誓いであり、ここに参列している皆様への宣言でもあります。
日星高校では、キリストの「小さき者とあれ」という言葉を建学の精神としています。
看護の仕事というものの基本もまた、小さき者、傷ついた人に寄り添う仕事、命と向き合う厳しい道です。自分自身のあり方が問われる道です。
今年は特別な年になりました。
新型コロナウイルス感染が世界中に拡大する中、医師や看護師が、自分が感染するリスクや様々な差別を乗り越えて、医療現場で戦っています。
看護科生もまた、大きな不安の中にいます。けれど、ナイチンゲールに始まる先人たちの医療にかける使命感、熱い思いと献身的な働き。高い知見を学ぶことでこの困難に向かっていくことができるのではないでしょうか。
今年は、専攻科の実習も感染予防のため、病院での実習ができなくて、校内実習に切り替えての学習・単位認定となりました。 本日、実習認定式を迎える二年生は、3日間でもありますが、病院での見学実習をさせていただくことになっております。
これまで病院で実際の医療の現場に出向き、様々な患者さんとお出会いする中で学ばせていただいていましたが今年はそれがかないません。しかし、特別だからこそ見えるものもあったのではないでしょうか。今まで当たり前だと思っていたことが、決して当たり前でないことも感じ、人と会えないことの苦しさも感じてきました。そうした経験も今後の看護に役立ててほしいと思います。
後になりましたが、保護者の皆様に感謝申し上げます。お子様がこの学校で学び、約一年半の基礎課程を終え、こうして実習認定式を迎えることができますのも、ご家族の皆様のご理解とご支援のおかげです。ありがとうございます。
看護師には、まだまだ長い道のりではありますが、これまで以上に子供たちを励まし、後押ししていただけますようお願い申し上げます。
今日は、中学生とその保護者の皆さんにも、オープンスクールとして式に参加していただいています。看護の道は、厳しいけれどやりがいのある仕事です。こころの灯火を受け継いでくれることを願います。
看護科生の皆さん
先日、私との授業のまとめで仲間へのメッセージを書きました。その中にこう書かれています。
「これから先、楽しいこと辛いことたくさんあると思うけれど、みんなで協力しあい、支え合ってがんばりましょう。みんなと一緒ならきっとできるね!」この気持ちを大切に共に夢の実現の道を歩むことをお祈りします。
二〇二〇年十月二十四日
聖ヨゼフ学園日星高等学校
校長 水 嶋 純 作
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