日星の歴史をふりかえる(4)
学校法人 聖ヨゼフ学園 日星高等学校
先輩後輩 わが母校(200) 日星高校④
校風と生徒
自尊、自知、自制 社会に奉仕する女性を
◇校訓◇
カトリック主義による不動の道徳に根ざし「自尊」「自知」「自制」を強調、つつましい心と円満な人格で、社会に奉仕する女性の育成に力をいれている。しかし堅苦しくならず、明るい空気は、そのまま校風と言える。歴史が浅いため、志願者が定員に満たない年は他校の入学もれも受け入れ、「入学難救済校」陰口をたたかれたこともあった。しかし校風がしだいに理解され、定員も四百人に増えて、特色ある私学としての地位を固めた。
◇先輩◇
大学への進学は年々ふえ、津田塾、日本女子大、青山学院、概浜国立大、早稲田大、奈良女子大、ノートルダム大(京都、岡山) など一流校へも合格者をおくっている。また各短大への進学率や一流会社へは就職率がよいのもご自慢のひとつ。外国への留学もめだち、二十六年卒の安屋順子さん(旧制・三好、東京在住)は、アメリカ・ボストン大学を、三十二年卒の水島由紀子さんはカナダ・オタワ大学を卒業、三十三年卒の萩原泰子さんは、カナダ・アサンプション大学に在学中。水島さんはオタワ市の家庭相談所の実習生となっている。
変わり種は、二十八年卒の鷲田玲子さん(東京在住)。日本女性としてはじめてスカンジナビア航空のスチュワーデスとなり、世界の空をかけめぐる国際女性のひとりとして週刊誌に大きく紹介された。修道女になった人もかなりいる。このほ堀川タチ代さん、山口美由紀さん、吉田正子さんは、母校の教壇にたち、後継をみちびいている。
三教諭は「二十五、六年ごろは、おとなしいのが美徳でしたが、いまは活発です。その中で教え、理解し合い、楽しい学園をつくっています。宗教行事も少なくなりました。」と言っている。
◇クラブ活動◇
運動部は三十年ごろまで目立たない存在だったが、いまの活躍はめざましい。ソフトボール部は府下で指折りの強チーム。府下総合体育大会で三十二、三十七、三十八年と三回優勝、
”お嬢さんスポーツ”を返上した。 テニス部もメキメキ強くなり、とくに三十六年、市内中学校の最強チームだった白糸中学校の主力メンバーがはいってからガラリと変わった。府下総合体育大会で三十五、三十八年に優勝、その他の大会でもトップクラス。部員四十人の大世帯は、校内での人気のほどを示している。バレー部、バスケット部ものしあがり、三十八年の府下総合体育大会で、西舞鶴、東舞鶴についで、はじめて三位に入賞した。
このほか、音楽クラプも有名。府下のNHKラジオ音楽コンクール高校の部で毎年上位を占め、三十四、三十八年は優良校、三十五年は優秀校に選ばれ「日星」の名を高めた。
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